Google は Pixel スマートフォンに「タッチ感度を自動的に調整する」機能が搭載される可能性があることが先月報告されていますが、この「Adaptive Touch」と呼ばれる機能は Pixel 9 シリーズで搭載される可能性があることが示されました。
スマートフォンで画面保護フィルムを貼ると、タッチ(タップ)やスワイプ操作がスムーズに動作しなくなるケースがあるため、例えば Pixel スマートフォンでは「画面保護シート モード」のようにタップ感度を上げることで画面保護シートを使用しているときの操作性を改善するといった機能が搭載されています。しかし、Pixel スマートフォンに限らずほとんどのスマートフォンではタッチ感度を調整する設定は細かく変更することはできません。
これが先月、Android 14 QPR3 Beta 1 のリリースの中で Google は新しく「Adaptive Touch」という機能を追加しようとしていることが確認され、新たな報告ではこの機能が有効になると「タッチ感度は環境、アクティビティ、画面保護シートに合わせて自動的に調整される」ようになるようです。
そして Android 14 QPR3 Beta 2 のコードから、この「Adaptive Touch」は「Pixel 9」と紐づけられていることが発見されており、現状では Pixel 9 に搭載される機能である可能性が高いことが示されています。
ただし、この Adaptive Touch が Pixel 9 シリーズ専用になるのか、最終的に Pixel 8 シリーズ以前のデバイスにも提供されるのかは現時点では不明です。
保護フィルムが貼られている状況以外のどのようなシーンで自動的に調整されるかもわかりませんが、タッチ操作でイライラすることが減る可能性があるため、期待したい機能となりそうです。