Wear OS 4までのメジャーアップデートは頻繁に行われていませんでしたが、Google と Samsung が Android 14 をベースにした次世代の Wear OS 5 を早ければ年内にリリースする計画であることが報じられました。
この報告は 9to5Google によるもので、Samsung が次世代 Galaxy Watch 7 に搭載される Exynos 5535 チップセットの Android 14 ビルド サポートに積極的に取り組んでいることを確認し、いくつかの情報のなかで Android 14 ビルドのシステムが「Wear OS 5」と呼ばれているとしています。
Android 13 をベースにしたビルドが Wear OS 4 と呼ばれたことから、Android 14 をベースに開発が進んでいるのであれば Wear OS 5 として展開される可能性は当然高いと思います。
また、これまで Wear OS 搭載する Galaxy Watch スマートウォッチシリーズは毎年夏頃に発表されており、次の Galaxy Watch 7 が Android 14 ベースをサポートするのであれば、そのタイミングで Wear OS 5 も発表される可能性が高いことを示しています。そうなれば、今年の秋に登場するはずの Pixel Watch 3 にも Wear OS 5 が搭載されることになります。
とは言え、現時点では Wear OS 5 へのアップデートで追加される新機能の情報はありません。Wear OS 3. 5 から 4 へのアップデートは新機能の追加というより、痒いところに手が届かなかった機能の追加と改善がメインだったため、Wear OS 5 で何かが大きく変わることに期待したいですね。
これまで Wear OS は、Android 9、11、13と隔年でアップデートを展開してきましたが、今年 Wear OS 5 が展開されるとすれば、Google はスマートフォンと同じように毎年のメジャーアップデートをリリースする可能性があります。