Google マップなどの GPS を利用するマップアプリでは長いトンネルに入ると位置情報が正確に測位できなくなりますが、Google マップは｢Bluetooth トンネル ビーコン｣を新たにサポートし、設定が追加されたことでトンネル内の位置情報の精度が改善することが期待されます。
この Bluetooth トンネル ビーコンの設定は、Google マップアプリの[設定] > [ナビの設定] にある[運転オプション]のセクションに表示されており、デフォルトではオフになっています。最初に有効に切り替えたときに位置情報等の検出を許可すると利用できるようになります。
この機能は2023年10月頃から一部のユーザーに表示されていたようですが、現在では広くユーザーに表示されているようです。筆者の Google Pixel 8 Pro と Pixel Fold でも利用可能となっていました。
Bluetooth トンネルビーコンは Google 傘下となった Waze ですでにサポートしていましたが、Waze アプリでのみ利用可能でした。どの程度の改善があるかは試せていませんが、車移動の多い筆者にとっては嬉しいアップデートです。
なお、この機能は Android の Google マップで有効になっており、iOS 版 Google マップでは利用できません。
via 9to5Google
