Google は Android の Gboard アプリで新しい横向きのレイアウトをテストしており、Android スマートフォンを横向きに持ち替えるとキーボードが自動的にフローティングレイアウトに切り替わるようになります。スマートフォンを縦向きに戻すと、こちらも自動的にドッキングされたレイアウトに戻ります。
この報告は Android Police が Gboard の最新ベータ版(バージョン 13.6.06.574113912)で確認したもので、これまで Gboard を横向きにしてもキーボードが幅全体に引き伸ばされたようなレイアウトになっていましたが、自動的にフローティングに切り替わります。
実際に筆者も Gboard のベータ版を Pixel Fold で試してみましたが、自動的にフローティングに切り替わりました。
デフォルトではフローティングキーボードは画面の中央に表示されますが、ドラッグして位置を調整することができ、次回使用するときにもその位置を記憶しています。ウィンドウのサイズも調整でき、通常のドッキングされたレイアウトに戻すには、キーボードを下にドラッグするかショートカットをタップすることで戻すことができます。
横長のキーボードに違和感がなければ問題ありませんが、ある程度の大きさのあるデバイスだと中央に指が届きづらいことはあると思います。フローティングであれば片手でも入力しやすくなると思いますが、両手で入力するユーザー向けに分割キーボードも導入してくれるとより便利になりそうです。