Google Pixel 7a が発売されてからおよそ半年が経過しており、いくつかのアップデートで改善したと言われている指紋センサですが、相変わらず正確に指紋を認識しないという現象が発生しています。これは Android 14 へアップデートされた後も続いており、おそらく多くの Pixel 7a ユーザーにとって指紋センサーの反応の悪さというのはマイナスポイントだと思います。
今回、新たに IssueTracker に Pixel 7a の指紋センサに関する問題が投稿され、その投稿に対して Google からこの問題を開発チームに伝えたことが明らかにされました。そのため、少なくとも問題が調査されることになるため、将来的には状況が改善する可能性が見えてきました。
Pixel スマートフォンにおける指紋センサの問題は Pixel 6 シリーズから継続しており、これはディスプレイ内蔵式指紋センサが信頼性が高く正確な超音波スキャナーではなく光学式スキャナーを採用したことが影響していると言われています。そのため、すでに超音波スキャナーを採用した Samsung や OnePlus などでは指紋センサに関する問題はほぼ発生していません。
長く続いた指紋センサの問題ですが、結局のところ Google は Pixel 8 および Pixel 8 Pro でも超音波スキャナーは採用せず、使いどころがイマイチわからない温度計を搭載したくらい、この問題は後回しにされていたと言わざるを得ません。
いずれにせよ、ようやく Google は Pixel 7a の不正確な認識をする指紋センサの問題へ着手したことがわかりましたので、今後のアップデートでもう少しマシになってくれることを期待したいですね。
via PiunikaWeb