さて、今年の8月にしれっとリリースされていた「CTL Chromebox CBx1」ですが、何と第8世代のCore i7を搭載しながら599ドルという破格のモデルを追加してきやがりました。
日本ではほとんど馴染みのないメーカーかもしれませんが、海外では法人・教育向けに優れたChromebookやChromeboxを手頃な値段で出していることから評判も良く、機能面でも尖った製品を出してくることもあるので、一部のユーザーはご存知かも?
ということで、今回は「CTL Chromebox CBx1」のCore i7モデルのスペックを紹介していこうと思います。
CTL Chromebox CBx1 のスペック
CTL Chromebox CBx1 | |
CPU | Core i7-8550U 1.8-4.9Ghz(4core) |
RAM | 8GB 16GB |
内部ストレージ | 32GB 128GB / 256GB |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C(2画面サポート) USB3.0 ×3 USB2.0 ×2 HDMI ×1 Ethernet ×1 イヤホンジャック |
その他 | VESAマウントオプション |
価格 | 599ドルから (約67,000円〜) |
スペックについてはこのような感じです。
本体の基本的な構成(ポート等)は、当然ながらこれまでの「CBx1」と共通になっています。
この機種のCPUは第8世代のi7-8550Uとなっており、旧世代の7500Uよりもベンチマーク的には約1.5倍のスコアとなるようです。
何よりも重要なポイントは、コア数が4つになった上に全体的に性能が向上しているため、マルチタスキングでもヘコタレない力強さを手に入れたことだと思います。
さらにRAM容量も基本は8GBRAMですが、オプションで16GBに変更することも可能ですし、ストレージも初期は32GBですが、128GBや256GBへも変更することが可能となっています。
ぶっちゃけここまでChromeOSに必要かね(笑)となるくらいにスペック盛りまくることが可能、というのもこの「CTL Chromebox CBx1」のいいところかもしれません。
また前回の紹介記事でも書いていますが、「CBx1」はPlayストアがインストールされていますのでAndroidアプリを利用することもできますし、Linuxアプリをサポート(Crostini)しているのでこちらも利用が可能となっています。
そして価格ですが、標準モデル(8GBRAM/32GB)が599ドルからと、他のメーカーと比べても200ドルくらい安く購入することができるんです。ヤバいね。
もちろん、ストレージ容量などの違いがあるので一概に比較することはできませんが、単純にハイスペックなCPUを採用するChromeboxが600ドル前後で買えるというのは、この手の機種が欲しい方にはかなりお得感があるように思います。
また自分でRAMを追加したり、ストレージを変更したりすることも可能なようなので、必要に応じて購入後にカスタマイズすることが可能なのもポイントかもしれません。
まとめ
ということで、ざっくりと「CTL Chromebox CBx1」のi7モデルを紹介してみましたが、これハイスペックChromboxに興味がある方はアリじゃないでしょうか。というか欲しい。
基本的な構成は変わらず、CPUなどがアップグレードされたモデルではあるので、より低価格の製品が欲しい場合はそちらを選ぶことができるというのも良いところかと思います。
ポートも豊富ですので、ビジネス用の1台としても学校用の1台としてもポイント高いですし、普段使いのChromeboxとしてもハイスペックなので、これがあればあと6年戦うことも容易だと思います。
発売時期は11月頃から教育機関や法人向けということになっていますが、恒例の一般販売も遅れてやってくるはずですので、うまく行けば年内に一般向けにも販売となる予想です。
ただ購入できる方法が、現時点では公式サイトや販売代理店からということなので、日本国内のユーザーが買うには、一般向けが出てからAmazon.comなどで併売するのを期待するしかなさそうです。