今年8月にもいずれ対応することが伝えられていましたが、Google は Wear OS でカスタムショートカットを利用できる Google アシスタントの新しいタイルを導入しました。
アシスタントの新しいタイルは Wear OS 4と Wear OS 3の両方のスマートウォッチで利用可能となっていて、Googleアシスタントのタイルを追加するとスワイプでアシスタントを使えるだけでなく、事前に設定したアクションを音声操作や入力なしでタップして使えるようになります。
このタイルは Pixel Watch 2 のリリース時にすでに追加されており、現在は前世代の Pixel Watch でも利用可能となっています。
カスタマイズできるアシスタントのショートカットは2つ設定することができ、その日の天気や予定、アラームまたはタイマーのセット、電気を消すといったコマンドがプリセットになっています。以下がそのセットです。
- アラームを午前7時に設定して
- カレンダーの予定はどうなってる?
- メッセージを送信して
- 電気を消して
- タイマーを5分に設定して
これらプリセットだけでなく、音声かキーボードを利用して完全にカスタマイズされた音声リクエストや質問を設定することもできます。タップするとほぼすぐに機能するため、声を出せない状況などで決められた操作をしたい場合にはかなり便利な機能です。
ただ、アクションを設定したあとは再編集ができず、一度タイルを削除して新しいタイルを追加、再設定する必要があるので、そこだけが少し手間ですね。
この機能は1週間ほど前から展開されていることになりますので、Pixel Watch だけでなく Galaxy Watch やその他のWear OS 3以降のスマートウォッチで利用可能なはずです。
via 9to5Google