先日、Samsung が新しいエントリークラスの Android タブレット「Galaxy Tab A9」および「Galaxy Tab A9+」を近々リリースするとお伝えしましたが、特にプレスリリースなどもせずにインドでひっそりと発売したことが報告されました。現在はインドのAmazonで販売を開始しています。
2023/10/23 更新 : 日本でも「Galaxy Tab A9+」が発売されました。
前回は Samsung Guatemala の公式サイトからリークがあることからインド以外の市場でも発売すると思われますが、現時点ではいつグローバルで発売されるかはわかりません。
両者の違いはディスプレイサイズだけでなくCPUとRAM、ストレージ構成などが異なっています。
「Galaxy Tab A9」は8.7インチで解像度が1,340×800、60Hzリフレッシュレートに対応したLCDディスプレイです。チップセットはMediaTek Helio G99、4GBRAMと64GBストレージを搭載、AF付き8MPリアカメラと2MPフロントカメラ、5,100mAhバッテリーを搭載しています。なお、インドでは5G対応バージョンが存在するようです。
「Galaxy Tab A9」の価格はWi-Fiモデルが約156ドル、5Gバージョンが約192ドルとなっています。
もう一方の「Galaxy Tab A9+」は11インチに1,920×1,200解像度、90Hzリフレッシュレートを備えたLCDディスプレイとなっています。CPUはSnapdragon 695、8GBRAMと128GB ストレージを搭載、AF付き8MPリアカメラと2Mフロントカメラを搭載しています。
なお、「Galaxy Tab A9+」にも5G対応モデルがあり、こちらは64GBストレージか128GBストレージを選ぶことができるようです。以前のリークではバッテリー容量が7,040mAhであるとされていましたが、Amazonのスペックシートでは5,100mAhとなっており、「A9」と違いがないことからこのリストが間違っている可能性があります。
「Galaxy Tab A9+」の価格は、128GBストレージのWi-Fiモデルが約252ドル、64GBストレージの5Gモデルが約276ドル、128GBストレージの価格は不明です。
手頃な価格で良さそうな機種ではあるものの、グローバルの展開はまだわかりません。日本でも展開されるか微妙ですが、手頃な5G対応タブレットとしては面白い選択肢になりそうです。