Google は Pixel Buds Pro のアップデートを展開し、Conversation Detection (会話検出)や Hearing Wellness (聴覚ウェルネス?聴覚保護?)、Clearer Calls と呼ばれる新たな機能を「Pixel Buds Pro」などに提供することが明らかにされました。
これらのアップデート内容を簡単にまとめると、「Pixel Buds Pro」には長時間大音量で音楽を聞かないように促し、耳の健康を保護するように設計された機能や会話を検出したときに一時的に音楽が停止してヒアスルーモードに切り替わる機能、帯域幅を倍にすることで通話音質を向上させ、低遅延オーディオもサポートするといった内容のアップデートが展開されます。
Hearing Wellness は、リスニング習慣を改善するためにイヤホンで再生されるメディアの音量レベルを確認し、聞いている音がどれくらい煩いのかを示す指標が通知されます。
Conversation Detection (会話検出)は、「Pixel Buds Pro」でアクティブノイズキャンセリングを使用中に誰かと話し始めたことを検出できるようになり、この機能を有効にしている場合、Pixel Buds Proは自動的に音楽を一時停止し、ヒアスルー(透過)モードへと切り替わることで相手の声がよりはっきりと聞こえるようになります。また、意図せずこの機能がアクティブになってもGoogleはノイズキャンセリングをオンにして音楽再生を再開するためのシングルタップジェスチャーも導入します。
Clearer Calls に関しては新機能というよりも改善ですが、Pixel Buds で スーパーワイドバンド のBluetooth 接続を行えるようになり、多くの音声データを処理できるようになることから通話品質を向上させるとしています。また、低遅延オーディオをサポートする可能性も示されています。
いずれにしても近々のアップデートでこれらの機能が追加される可能性があり、「Pixel 8」シリーズとともに「Pixel Buds Pro」の新色も追加されることから、新モデルが出ない代わりに機能を強化するという狙いかと思います。
via 9to5Google