国内でもAmazonなどで展開しているOscalから、最新のAndroidタブレット「Oscal Pad 15」が発売されました。今回のモデルはエントリークラスの性能ですが、前モデルから性能が向上しつつ手頃な価格を継承したタブレットとなっています。
GrayとGreenの2色展開、価格は299.99ドルで9月18日から販売を開始しますが、9月26日までの期間は早期限定セールとしてAliExpressにて149.99ドルで購入することができます。また、最初の200件の注文には無料でBluetoothキーボードがプレゼントされます。
「Oscal Pad 15」は、10.36インチ(2000×1200) IPSディスプレイ、Unisoc T606プロセッサと8GBRAM(さらに8GB 仮想RAMで合計16GBRAM)、256GBストレージ、最大512GBに対応したmicroSDカードスロットを搭載したエントリークラスのタブレットです。
前モデルからアプリの起動は15%高速化、マルチタスクの処理速度も17%向上、Antutuスコアは276,644となっており、ブラウザや電子書籍の閲覧、動画視聴などの使い方であれば十分に使えるものとなっています。
動画視聴という点では「Oscal Pad 15」はWidevine L1をサポートしており、Amazon Prime Video や Hulu、Disney+などのプラットフォームで1080p フルHDストリーミングをサポートしています(Netflixは非対応)。広く対応しているわけではありませんが、動画視聴用デバイスとしても悪くありません。
さらに「Oscal Pad 15」は4G-LTEのモバイルネットワークにも対応しているため、持ち運ぶデバイスとしても十分検討する価値はあります。対応バンドは1/3/7/8/20/b40と限られていますが、日本でも最低限のネットワークに接続することができます。
バッテリーも「Oscal Pad」シリーズでは最大となる8,280mAhバッテリーを搭載し、33W急速充電に対応します。バッテリー駆動時間は最長20時間、Webブラウジングでは最長6時間となります。
リアカメラとフロントカメラも前モデルから改善しており、13MPリアカメラと16MPフロントカメラを搭載しています(以前は8MP+13MP)。これによりGoogleレンズを使った翻訳やテキスト抽出、オンライン会議への参加などもやりやすくなっています。また、顔認証もサポートしています。
最後にAndroid 13をベースにしたDokeOS_P 3.0で動作しており、Googleのファミリーリンクやペアレンタルコントロールを利用することもできるほか、マルチウィンドウ(画面分割機能)やフローティングウィンドウ、スタイラスペンのサポート、ワイヤレスマウスとキーボードのサポートなどを備えています。
「Oscal Pad 15」のスペックやセールの詳細については、AliExpressをチェックしてください。
スペック
OS | DokeOS_P 3.0 based Android 13 |
ディスプレイ | 10.36インチ IPS 2,000×1,200 |
CPU | Unisoc T606 |
RAM | 8GB (+ 8GB仮想RAM) |
内部ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | microSD(最大512GB) |
リアカメラ | 13MP |
フロントカメラ | 16MP |
ポート | USB-C 3.5mm Audio jack |
ネットワーク | 4G-LTE Wi-Fi 5 ac Bluetooth |
バッテリー | 8,280mAh 33W急速充電 |
その他 | スタイラスペン対応 Widevine L1対応 PCモード 顔認証 |
サイズ | 246.5×156.3×7.6mm |
重さ | 449g |