企業のデバイス導入を大幅に簡素化する取り組みの1つとして、LG Business Solutions USA と Cameyo が提携して企業向けにバンドルされたChromeOSソリューションの提供を開始しました。このソリューションでは、LG の ChromeOS Flex 認定デバイスから Windows、Linux、SaaS、社内Web アプリなど、無制限のレガシーアプリケーションに直接、シームレスにアクセスできるようにすることを目的としています。
このバンドルでは以下の内容が含まれています。
- LG の ChromeOS Flex 認定デバイス 1つ
- Cameyo Virtual App Delivery (VAD) 年間ライセンス 1つ
- Chrome Enterprise Upgrade 年間ライセンス 1つ
LG と Cameyo は、ChromeOSに移行する際の生産性の低下を避けるため、エンドユーザーがスムーズに移行できるようにし、バンドルすることで管理対象のChromeOS Flexデバイスに移行するための簡単な方法を提供しながら、従来の仕事に影響がでないようアクセスできるように支援するものとしています。また、LG の ChromeOS Flex デバイスと Cameyoのバンドルを導入することで、シームレスなユーザーエクスペリエンス、総所有コスト(TCO)の削減、セキュリティの向上、仮想デスクトップの複雑なの解消に役立つとしています。
今回のバンドルで対象となる LG の ChromeOS Flex デバイスは次のようなものがあります。
- LG 14ZT980 Mobile Thin Client
- LG 15ZT90P Mobile Thin Client
- LG 16UT70Q-G Mobile Thin Client
- LG CL600N-6N
- LG 24CN670NK6N
- LG 24CN650N
- LG 34CN650N
現在は米国市場でのみの展開となるようですが、ChromeOS と Cameyo の提携自体はグローバルで利用可能となっています。
前回の記事でも紹介したとおりですが、企業でChromeOSデバイスを使ってWindowsアプリを含めたレガシーアプリを使いたいという場合に Cameyo という選択肢も検討すべきだと思います。