Google Workspace Enteprise に加入しているドメインを対象に、組織内でストリーミングされるビデオ会議に新しい超低遅延表示を導入したことが発表されました。対象となるGoogle Workspaceアカウントは、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Enterprise Essentials Plus、Teaching and Learning Upgrade、Education Plusのユーザーです。
この新しい機能は、ストリーミングを視聴している最初の1万人が利用でき、それ以降のユーザーは既存はすべて既存の表示を利用できます。遅延のないストリーミングのリリースによって、次のような機能と動画品質の向上があります。
- スピーカーのビデオ解像度が大幅に向上 (スピーカーあたり最大 720p)。
- 共有コンテンツとプレゼンテーションは最大 2880×1800 で表示
- 最大 2 つの講演者のビデオ フィードを、提示された資料と一緒に並べて表示
- 動的な解像度管理によりあらゆるウィンドウ アスペクトをサポートします。
- 最も関連性の高いスピーカーとコンテンツに焦点を当てた自動カメラカットが改善されました
- 絵文字の反応、投票、Q&A による視聴者のコミュニケーション
- キャプション と翻訳されたキャプションのサポートは、今後のアップデートで提供される予定
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これらのアップデートは、ウェブ版およびAndroidデバイス上のGoogle Meet で利用することができ、2023年末までにモバイルアプリのサポートを提供する予定です。
機能が提供されるだけで管理者側、エンドユーザー側では特別な設定は必要ありません。即時リリースドメインの場合、2023年9月4日から段階的にロールアウトされ最大15日かかります。計画的リリースドメインの場合は2段階に分かれており、2023年9月4日から段階的に展開されるパターンと9月18日から最大15日かけて延長ロールアウトとなる場合があります。
なお、一部のドメインは2023年第4四半期までアップデートを受け取らない可能性もあるとしており、その場合は年内に展開予定となります。
Source Google
