Google は Google Cloud Next ’23 にて、Duet AI for Google Workspace の一般提供を開始したことを発表し、そのうちGoogle Meet では、Duet AIを活用した新機能の一つとしてリアルタイムで議事録を取る機能が追加されました。
これはMeetを使った会議中に、「take notes for me (メモ/議事録を取る)」のボタンをクリックすると、AIが会議の概要とアクションアイテムなどをキャプチャして、会議後に概要を出席者に送信できるようになります。また、「summary so far (これまでの概要)」を使用すると、遅刻した場合でも内容を簡単に把握できるようになります。
さらに、Duet AI がユーザーに代わって会議に出席することができ、会議への招待状で出席ボタンをクリックすると話し合う内容に関するメモがGoogleによって自動生成され、これらのメモは会議中に出席者に表示されるようになるため、本人がいなくても議題に上げることができるようになります。
この他にも、外観や照明、サウンドで最高の見た目と音を実現するようになり、リモート参加者が会議室にいる全員が見えにくい場合や、フォーカスが合っていない場合でも、会議室の参加者に独自のビデオタイルを提供する動的タイルと顔検出機能が追加されます。また、18言語の自動翻訳キャプションも導入され、Meetは別の言語で話がはじまると自動的に検出し、リアルタイムで翻訳を表示するようになります。
これらの機能は、Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンを利用する必要があります。詳細についてはGoogleの公式ブログ等をご確認ください。