Google は昨年、Android 14 で衛星通信のサポートを追加することを発表しており、この機能はAppleのiPhone 14シリーズにも搭載されていたことでで注目を浴びていました。それ以降は動きがあまり見られないものの、Qualcommなどのパートナー企業がサポートに取り組んでいます。
最近になって、Android 上のGoogle メッセージ アプリが衛星通信のサポートを追加するという新しい情報が登場し、すでに衛星通信におけるメッセージがどのように表示されているかを示すスクリーンショットが共有されています。
今回、X(Twitter)で衛星通信によるメッセージが終了したときに表示されると思われるテキストがGoogle メッセージ内で発見され、「Garmin Response」と記載されていることから、Google メッセージがGarminのサービスを利用して衛星通信による緊急SOSを処理することが示されました。
Garminは150カ国をサポートしており、ネットワークは衛星と通信してデバイスの追跡や緊急対応者に通知することができるようです。
このことから、最終的にGoogleの衛星通信による緊急SOSサービスは150カ国以上で利用可能になる可能性があると推測されます。一方、Appleは現在14カ国のみで提供されており、本来はもっと数が多いはずですがすべての場所で提供されているわけではないようです。そのため、Googleも150カ国のサポートはあるけれど、それが全ての地域で利用できるかはまだわかりません。
これらの機能はPixelデバイスやSamsungのスマートフォンで最初に提供されると言われており、タイミング的には「Pixel 8」シリーズの登場のタイミングで何かしらの動きがありそうです。
via 9to5Google