ChromeOS 116 がリリース。ファイル検索の改善やオートコレクト(英語)の追加など

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本日、Google は ChromeOS Stable デバイス向けにメジャーアップデートを展開し、サポートされるほとんどのChromeOS デバイスで 116.0.5845.120 (プラットフォーム 15509.63.0)へと更新されることを発表しました。このアップデートは今後数日以内に展開される予定です。

今回のアップデートでは多数のセキュリティの問題の修正やバグ修正・改善が行われており、いくつかの追加機能も展開されています。

例えば、ChromeOS 116 になったことで、ファイルアプリを利用したファイル検索では、ローカルとGoogle ドライブの検索が同時に機能するようになりました。検索結果はフィルターすることができ、ファイルの場所、変更したタイミング、ファイルタイプを選択することができます。

物理キーボードで入力するときに互換性のあるアプリの英語に対して、自動修正(オートコレクト)機能がデフォルトで有効になります。また、仮想キーボードやその他の支援機能によるオートコレクトのパフォーマンスも向上しているようです。

また、ChromeOS 116 ではスクリーンリーダーのエクスペリエンス向上により、OCRを使用してPDFをテキストに変換する機能が追加されています。

この他には、一部のRGBバックライトキーボードを備えるChromebookで、RGBキーボードの個々のゾーンの色をカスタマイズできる設定が追加されました。いままでのように単一のバックライトも使用可能です。

最後に、セットアップ時にタッチパッドのスクロールや方向サイズなどのカスタマイズオプションの設定項目が追加されました。

ChromeOS Beta Tester Hub で紹介されていたほとんどの機能が追加されているようですね。アダプティブ充電などもありますが、Betaでテストしている限り機能しているけどAppleのようにしっかり管理されていない印象です。

が、現時点でメインデバイス「HP Elite Dragonfly Chromebook」は115のままとなっています。今回も一部のデバイスは遅れてアップデートされる可能性がありそうです。

Source Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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