Googleは、AIを活用したSearch Generative Exprerience (SGE)に新機能を追加したことを発表し、これによって、例えば Google Chrome はWeb上で読んでいる記事を要約できるようになります。
組み込まれた「ページ内の検索」機能を利用することで、記事をより深く理解することを助けるという機能で、長時間読むことなく記事の中で説明されている重要なポイントをまとめて提供するといったものです。
ただし、現時点ではこの機能はテスト中のため全てのWebページで機能するわけではないようです。対応していれば、画面下部にボタンが表示され、それをタップすることでユーザーは重要なポイントのまとめと、その情報が説明されている記事の箇所に移動できるリンクが生成されます。
なお、ページの要約は基本的に無料で公開されている記事でしか使えませんが、サイト運営者側がペイウォール(サブスク)でも許可している場合には要約ができるようになるとしています。
また、Googleは新しいブラウジング機能とは別に、コーディングを理解するための機能やコードを理解してデバッグできるように、SGEの機能を強化することを伝えています。
さらにSGEは、科学、経済学、歴史などに関連する検索トピックを検索結果にインラインで表示し、ユーザーは下線付きの単語の上にカーソルをあわせると、その単語の定義、図、関連する画像などが表示できるようになります。
これらの機能は、Android スマートフォンおよび Google アプリのSearch Labsから利用可能で、デスクトップの Chrome ユーザーは数日以内に利用可能になる見込みです。
Source Google