Google Chrome ブラウザの最新バージョンが公開され、Winodws、macOS、Linuxの安定版チャネルが Chrome 115.0.5790.98(99)へとアップデートされました。
今回のアップデートには20件のセキュリティ修正が加わり、いくつかの新機能が追加されています。修正された問題については Chrome Releases をご覧ください。
Chrome 115における新機能の主だったものはAbout ChromebooksやAndroid Policeが紹介しており、次のような機能が追加されています。
まず最初に、Chromebookユーザーであれば実験的な機能としてすでに展開されていますが、Chrome 115ではサイドパネルにリーダーモード(読み上げモード)が表示されるようになりました。
この機能によって、気を散らす要素を抜いたテキストだけがサイドパネルに表示されます。サイドパネルのリーダーモードでは、背景色やフォント、サイズなどを変更することもできます。
なお、Chrome 115にアップデートしても機能が有効になっていない場合は、 chrome://flags#read-anything を有効にしてください。
もうひとつは、検索結果のサイドパネル表示が正式に追加されました。この機能を利用すると検索バーの左側に”G”のアイコンが表示され、サイドパネルからGoogle検索を利用することができるようになります。
この他には、可能な場合はHTTPアクセスをブラウザ側で自動的にHTTPSに変更して安全にアクセスできるようになることや空白の新しいタブページのカスタマイズ機能が増えたこと、メモリセーバー機能の直感的な操作、権限の設定の変更などが含まれています。
ただし、一部のユーザーにのみ展開されている機能などもあるため、人によっては機能が表示されていない、もしくはフラグを有効にする必要があることに注意してください。
開発者向けの変更点は こちら を参照してください。