Google はホワイトボードを利用したコラボレーション促進のために、Google Meet ハードウェアでのホワイトボード カメラのサポートを追加したことを発表しました。
ホワイトボード カメラは、リモート会議に参加しているユーザーが会議室などのホワイトボードに描かれている内容を見ることが出来るように設置されるものです。これは既存のホワイトボードを有効活用する方法の1つとなります。
最初にサポートされるカメラとして「ロジクール(Logitech) Scribe」が紹介されていますが、サポートを拡大していく計画であり将来的に対象機種は増えていくとしています。
本来であればJamboardやGoogle Meet Hardware Series One Board 65などを活用するほうがスムーズですが、コスト面などを考慮すると気軽に導入することが厳しい企業も多いと思いますのでその代替手段としてホワイトボード カメラは良い選択肢になります。Google Meet ハードウェアと連携することで操作性や共有のしやすさも改善が期待できます。
ただし、この機能はタッチ コントローラーをサポートする Google Meet ハードウェア キットと、自動更新の有効期限がまだ到来していない Google Meet ハードウェア デバイスを使用していることが条件となっていますので、一般のChromebookやChromeboxでは利用できないことに注意してください。
この機能は2023年6月19日から段階的にロールアウトされ、反映までに最大15日かかる場合があります。