Google Chrome がバージョン 113 にアップデート

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Google Chrome ブラウザの最新バージョンとなる113が一般公開され、WindowsやmacOS、Linuxなどのデスクトップ版で多くの修正と機能の追加が行われました。Google Chrome 113 のリリースでは、15のセキュリティ修正といくつかの機能が含まれています。

今回のアップデートで追加された機能のうちひとつは、より高速なAV1エンコーディングを使用したビデオ通話の改善です。これによって、例えばGoogle Meet では、40kbsまでの低い帯域幅条件でビデオ会議を行うことができるようになることをGoogleは伝えています。これまでインターネット接続の問題によってビデオ通話ができなかったユーザーには朗報です。問題のなかったユーザーもビデオ通話品質が改善されます。

この他にはWebGPUがChrome 113でデフォルトになり、Webで高品質な3Dグラフィックスのパフォーマンスが向上しています。

あとはいくつか細かい修正がありますが、全体的に見るとChrome 113のリリースで機能の追加はほとんどありません。おそらく、来週開催されるGoogle I/O 2023で新機能や将来的に追加される機能の説明が行われるため、それまでは保留されていると予想されます。

Chromeブラウザが更新されたので、ChromeOSのアップデートも期待したいところですね。

セキュリティの修正に関しては、Google Chrome Release をご覧ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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