米国において教育市場向けをメインに展開しているCTLから、「CTL Chromebook PX11E Secure Special Edition」が米国教育市場向けにリリースされました。デバイスそのものの性能としてはこれまでのシリーズと同様エントリークラスで、堅牢性を重視したモデルとなっています。
しかし特筆すべきはそのデザインで、これまでのChromebookにはない底面が透けている(スケルトン)デザインを採用し、教育市場向けにはなくプレミアム路線とも違うユニークなモデルとなります。
「CTL Chromebook PX11E Secure Special Edition」のスペックは次のとおりです。
スペック
ディスプレイ | 11.6インチ 1366×768 |
CPU | Celeron N4500 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | – |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 3.5mm ジャック |
Webカメラ | 720p |
ネットワーク | Wi-Fi 6 (Intex AX201) Bluetooth 5.0 |
その他 | MIL-STD 810H |
サイズ | 292.1×198.1×1.8mm |
重さ | 約1.18kg |
自動更新ポリシー | 2030年6月 |
価格 | 319ドル |
性能面は至って普通のクラムシェルタイプのChromebookですが、タッチスクリーンには非対応となっています。細かいところで、MIL-STD 810Hに準拠してWi-Fi 6とBT5のサポート、重さも1.18kgほどと構成としてはバランスは良いモデルです。
ちなみに底面がシースルーにした理由として、ユーザーが内部の電子機器を確認しやすく、ハードウェアに物理的な問題があったとき安全にわかるということを挙げています。確かに結露や損傷がわかりやすく、交換や修理の依頼や対応もしやすいというのはメリットだと思います。
米国市場のみの展開となりますが、通常価格は319ドルで販売されます。ただし現在は発売記念セールを実施しているため、255ドルで購入が可能となっています。255ドルと考えれば、タッチ非対応な点は残念ですがなかなか良いデバイスだと思います。