先週、ChromeOSの通知トレイから画像を直接ドラッグアンドドロップして、好きなアプリに移動できる機能の開発が進んでいることがChrome Storyより報告されています。さらに現在、ChromeOS Canary 112.0.5614.0 バージョンにてフラグが追加されていることが報告されました。
機能そのものは珍しいものではなく、すでにChromeOSのトート機能のポップアップから画像をアプリなどに直接移動させることができます。実際にどんな感じで使えるかをスクリーンショットしておきました。
この機能を試すには、フラグ chrome://flags#enable-notification-image-drag を有効にする必要があります。
非常に簡単な動作ですが、Webサイトなどから画像や写真をダウンロードしたあと、ダウンロードフォルダやトートを経由せずに、通知から直接移動できるという点で時間短縮になる便利な機能だと思います。
ただ、通知トレイからデフォルトのファイルアプリを開いて別のフォルダやGoogleドライブのフォルダへの移行はできませんでした。そのため、現時点では例えばドキュメント、スライド、スプレッドシートやTwitterといったアプリへの移動に限られているようです。
今後、このあたりの細かい使い勝手が修正されるのか仕様のままかはわかりませんが、Chromebookで画像をダウンロードして資料などに挿入することが多いユーザーには便利な機能です。
via Chrome Unboxed