現在のChromebookはほとんどがAndroid 11(一部機種は9のまま)となりますが、もうすぐAndroid 11 から 13へとアップデートされる可能性があることが報告されました。
どうやらChromebookなどのChromeOSデバイスに搭載されているAndroidのバージョンは、隔年で新しいバージョンにアップデートしていく計画のようです。
過去に伝えられていた開発状況では、Android 13だけでなく12や14もChromeOS上でテストしていることがわかっていましたが、9to5GoogleによるとAndroid 13をリリースする準備ができていることが報告されました。また、Android 13を搭載するデバイスに #arc-switch-to-keymint-on-t と呼ばれる新しいフラグが登場するようです。
ただし、現時点では全てのデバイスがAndroid 13になるかはわからず、少なくともIntel Gemini Lake、第10世代(Comet Lake)、第12世代(Alder Lake)を搭載するデバイスでテストされています。そのため、これまでの流れから考えるとSnapdragonやMediaTekなどのARMチップを搭載したChromebookの足並みは揃わない可能性があります。
そもそも、Android 13がChromebookでいつ利用可能になるかも問題で、現状ではリリース時期などは明確にされていません。
Android 13になるとMaterial Youが導入され、AndroidとChromeOSと配色の設定が共有やインターフェースの変更、動作も安定すると言われているので期待はしていますが、Windowsからも遅れているようですし、ちょっと不安ですね。
Source: 9to5Google