GoogleがFitbitとともにリリースした「Pixel Watch」には、Fitbitの安価なトラッカーにもある機能が一部ないことが問題の一つです。このうち、「不整脈の通知」に関してもPixel Watchは公式にサポートされないことがわかっていますが、最近になって海外の一部ユーザーから機能が利用できるようになっていると報告がされています。
なお、この「Fitbit不整脈の通知」はECG(心電図)アプリを利用するため、認可の降りていない日本国内では現時点において利用することができません。
「Pixel Watch」には、心臓の電気的活動を30秒間記録してAFib(心房細動)の兆候を探索するECGアプリがありますが、静止中や睡眠中に機能する不整脈通知はサポートされていません。この不整脈通知を利用できるスマートウォッチは、Sense 2、Sense、Versa 4、Versa 3、Versa 2、Versa Lite、Charge 5、Charge 4、Charge 3、Luxe、Inspire 3、Inspire 2といったFitbitのスマートウォッチとトラッカーでのみ利用可能となっています。
今回の報告では、この不整脈の通知がFitbitアプリ内の[ディスカバリー]タブに機能の説明やデータが最後に分析されたのはいつなのかといったカードが表示されるとしています。
またRedditユーザーによると、ウォッチ内アプリに不整脈の通知がインストールできるようになっていると報告がありました。9to5Googleにおいても一つのPixel Watchで確認ができたことを伝えています。
現時点では、この機能がFitbitによって意図的に有効にされているのか、それともバグで表示されているのかは不明です。とは言え、今回の場合は日本で利用できないためあまり影響はないと思います。
via: 9to5Google