先日、GoogleがPixel Watchを使ってスマートフォンのロックを解除する新しい「Watch Unlock」を導入する計画があることを伝えていますが、開発が進むにつれて「Smart Lock」との差別化や機能の名称変更が行われる可能性があることがわかりました。
現在のSmart Lock機能は、「スマートフォンを身に着けている間や信頼できる特定の場所、接続されたデバイスの近くにある間はスマートフォンのロックを解除したままにすることができる」というものです。これが「Watch Unlock」を有効にすることで、「ペアリングされたAndroidデバイスやChromebookにWear OSを近づけたときのみにロックを解除することができる」ようになります。
9to5GoogleがGoogle Play サービスアプリのバージョン 23.03.13において「Watch Unlock」で確認できた内容を報告しており、「Watch Unlock」は「Smart Lock」とは別の設定になるとしています。
そのため「Watch Unlock」を有効にすると、既存の「Smart Lock」の機能と置き換わるので併用はできません。もちろん、Watch UnlockをオフにすることでSmart Lockを使うことができます。Watch UnlockはSmart Lockの信頼できるデバイスのアップグレードとして考えているようです。
さらにここで「Smart Lock」が「Extends Unlock」へと名称変更することも伝えており、しばらくの間はスマートウォッチを使った「Watch Unlock」と既存の「Smart Lock」改め「Extends Unlock」が共存することになるようです。
筆者としてはChromebookでも同じようにロック解除ができるという点で期待している機能ですので、早くリリースされると嬉しいですね。
Source: 9to5Google