Googleは本日からChromeOS および ChromeOS Flex の Stable チャンネルにおけるバージョンを109へとアップデートしたことを公式ブログで発表しました。このアップデートによってChromebookなどほとんどのChromeOSデバイスがバージョン 109.0.5414.94 に更新され、今後数日間で展開されるとしています。
大まかな変更点はmacOSやLinux、Windowsなどデスクトップ版と同じ同様で、このアップデートには17のセキュリティに関する修正やバグ修正が含まれています。一方、機能面については公式のアナウンスはありません。
ブラウザのChrome 109では、新しい権限許可チップ、Webサイトに関する情報の詳細を確認できるオプション、マルウェアダウンロード時の警告、追加のレンズ画像検索機能といった機能が追加されています。
とは言うものの筆者のChromebookで試してみたところ、どれもPC/Macなどのアップデートに含まれていたものがいくつか反映されていませんでしたので、実際の機能追加に関してはChromeとChromeOSと異なる可能性があります。
また、ChromeOS Beta CommunityによるとChromeOS 109で追加された新機能(ベータ)は次の3つがあるようです。
- 同じGoogleアカウント間のファスト ペア したデバイスの共有
- chrome://flags#fast-pair
- chrome://flags#fast-pair-saved-devices
- 以前、選択したオーディオ周辺機器を記憶する
- chrome://flags#robust-audio-device-select-logic
- ギャラリー アプリ の注釈カラーオプションの追加
最新バージョンにアップデートしてしばらく触っていますが、現時点では大きな問題は発生しておらず目立つ報告も特にないようです。