レノボが海外にて12.2インチの「Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook (12”, 8)」を発表しました。このモデルは、PentiumおよびCeleronブランドに代わる製品としてリリースされたインテル プロセッサー N100とN200を搭載する初のChromebookとなります。
スペック
現在明らかになっているスペックは以下のとおりです。
IdeaPad Flex 3i Chromebook | |
ディスプレイ | 12.2インチ 1,920×1,200 タッチ対応 300nits |
CPU | Intel N100/N200 |
RAM | 4GB/8GB |
内部ストレージ | 64GB/128GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×2 HDMI ×1 |
ネットワーク | Wi-Fi 6/6E Bluetooth 5.2 |
Webカメラ | 720p or 1080p 物理シャッター |
バッテリー | 最長12時間 |
サイズ | 284×210×18.4mm |
重さ | 1.25kg |
価格 | 350ドル〜 |
12.2インチというディスプレイサイズで16:10のアスペクト比を採用したChromebookは「Samsung Chromebook Plus v2」以来の登場となりますが、性能は今風のスタンダードなコンバーチブルモデルとなっています。またドロップ ヒンジ機能(エルゴリフトのような)を採用しているため、天板を開いていくとキーボード側に15度の角度がつくことも特長です。
またWebカメラは物理シャッター付きのHDもしくはフルHDカメラオプションを選択でき、マイクミュートキーも備えているようです。ポートもUSB-Cこそ1つしかありませんが、Aが2つとHDMIポートが搭載されているため、学校やビジネス用途としても悪くなさそうです。
一方、12.2インチでバッテリー駆動時間も最長12時間と持ち運びに向いているようで、重さが1.25kgとそこまで軽量ではない点が少し残念でしょうか。ただ、Samsungのモデルも1.35kg程度ありましたので、軽くなったと言えばなったような。
最後に価格と発売日についてですが、「Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook (12”, 8)」は349.99ドルからとなっており、2023年5月から販売開始となっています。日本でのリリースは不明ですが、海外でこの価格だとベースモデルでも5万円を超えてくるでしょうし、時期も5月以降になると予想されます。
出るとすれば「Lenovo Chromebook IdeaPad Slim 350i」の置き換えという感じになるかもしれませんね。
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