先日、Googleの公式ブログにてGoogle Workspaceのスマートキャンバス機能拡張の一環となる、Googleスプレッドシートのインタラクティブなタイムラインビューがついにリリースとなりました。この機能は、タイムライン形式でタスクの開始日と終了日、説明文や担当者などスプレッドシートに保存されているプロジェクトの情報を表示することが可能です。
発表されて以降、いくつかの機能が追加されてきたもののタイムラインビューだけがなかなか実装されず不安になりましたが、ようやくリリースされて一安心です。
タイムラインビューを使うことでプロジェクトの管理とチーム間のコラボレーションなどがしやすくなります。タイムラインを作成するには、スプレッドシートのメニューから[挿入]>[タイムライン]に移動したあと、データ範囲を選択することで設定がサイドバーに表示されるため、そこから調整していくことになります。
このタイムラインビュー機能はGoogle Workspaceユーザーを対象として利用可能になりますが、Business Starterと従来のG Suite Basic/Business、個人のGoogleアカウントユーザーを除きます。つまり、以下のGoogle Workspaceアカウントユーザーのみとなりますのでご注意ください。
- Google Workspace Essentials
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- Education Fundamentals
- Education Plus
- Education Standard
- Teaching and Learning Upgrade
- Nonprofits
機能のロールアウトは、即時リリースドメインが11月2日から段階的に展開され、計画的リリースドメインが11月16日以降から展開される予定です。いずれも機能が利用可能になるまで最大15日かかる可能性があります。
発表の詳細についてはGoogleの公式ブログ、タイムラインビューについてはヘルプをご確認ください。