Google Meet と Zoom Rooms が双方向の相互運用を開始。どちらの会議にも参加できるようになる

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Googleが公式ブログで、Google Meet と Zoom のオンライン会議をより密接なものとするため、それぞれ双方向の相互運用ができるようになりました。つまるところ、Zoom RoomsからGoogle Meetの会議に参加することができ、Google MeetからもZoom Roomsの会議に参加できるようになります。

今まではどちらのアプリケーションを使うかで悩むことが多々ありましたが、GoogleとZoomは協力してそういったギャップを解消できるようにしています。

この双方向利用は、Google Workspace ユーザーであれば追加のライセンス費用等は特に発生せず、Zoomユーザーも追加費用は発生しないとしています。現時点では、Zoomに参加できるデバイスはChromeOSベースのMeetデバイス(Meet ハードウェア)のみとなっています。反対にZoom Roomsはすべてのプラットフォームの全てのZoom RoomsでGoogle Meetへの参加がサポートされます。

残念ながら、例えばChromebookのMeetからZoomへ参加できるというものではなく、会議室でMeet ハードウェアキットなどを利用している場合に限られますが、協力体制によって垣根を超えてきたことはユーザーとして喜ばしいことだと思います。今後、広く展開してくれることに期待したいですね。

今回の発表の詳細については公式ブログをご覧ください。

https://cloud.google.com/blog/products/workspace/making-meet-available-on-multiple-hardware-and-software-platforms?hl=en

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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