HPが米国公式サイトにてMediaTek Kompanio 1200(もしくはKompanio 1380)を採用した13.3インチモデル「HP Chromebook x360 13b」の販売を開始していることが報告されました。日本から直接購入することはできませんがすでに購入可能となっていて、価格は469.99ドルからとなっています。
以下に公式サイトに掲載されてるモデルのスペックを紹介しておきます。
スペック
ディスプレイ | 13.3インチ IPS 1920 × 1080 250nits タッチスクリーン |
CPU | Kompanio 1200 Kompanio 1380 |
RAM | 4GB 8GB |
内部ストレージ | 128GB 256GB PCIe NVMe M.2 SSD |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 3.5mm jack |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 |
Webカメラ | HP Wide Vision 720p プライバシーシャッター |
バッテリー | 最大16時間 |
その他 | [OP]キーボードバックライト |
サイズ | 308.1×208.7×16.7mm |
重さ | 1.34kg |
「HP Chromebook x360 13b」は、同社としては珍しい13.3インチ(16:9のアスペクト比)を採用したコンバーチブルタイプのChromebookです。またCPUもインテルではなく、MediaTekの新しいチップセットKompanio 1200もしくは1380を採用していることも特長です。
1200~のKompanioチップセットは、Chromebook向けでリリースされたものの採用台数が限られていて、1200はAcer Chromebook Spin 513に続く2機種目の採用となります。
スペックシートを見る限りではかなりバランスの取れたスタンダードな性能のChromebookに仕上がっていて、価格も469.99ドルと手頃感のあるデバイスだと思います。ただ、現在のドル円では約68,000円となりますので、仮に輸入するとしても送料や関税等で10万前後になってしまうと考えると、手は出しづらいですね。
「HP Chromebook x360 13b」が日本国内であるかはわかりませんが、13.3インチの選択肢は国内の現行モデルだと「Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebook」くらいしかありませんので、そこを狙ってくるのであれば出る可能性はあります。しかし価格設定がどうなるか、というところでしょう。
Kompanio 1200と1380の実力は非常に興味深いところですので、日本でリリースされたときにはぜひ試してみたいものです。