Fitbitが「Versa 4」および「Sense 2」のリリースに伴い、”Fitbit by Google”というブランドが導入されており、この2つのデバイスはWear OS 3に似たUIなど少しずつブランドが近づいています。この統合はさらに深まっていて、Fitbitは「2023年中にGoogleアカウントでFitbitを使用できるようにする」予定であることが明らかになりました。
現時点では、FitbitはGoogleとは別に製品とサービスと提供しており、アプリやデバイス(スマートウォッチやトラッカーなど)を使うためにはFitbitアカウントが必要です。しかし2023年からはGoogleアカウントがメインとなるようで、Fitbitの公式ヘルプには以下のような記載が追加されています。
2023 年に Fitbit で Google アカウントを開始した後、Fitbit へのサインアップや新しくリリースされた Fitbit デバイスと機能の有効化など、Fitbit の一部の使用には Google アカウントが必要になります。
Fitbit アカウントをお持ちの場合、Fitbit で Google アカウントを開始した後、Fitbit を Google アカウントに移行するか、サポートされている限り、Fitbit アカウントで既存の Fitbit デバイスとサービスを引き続き使用するかを選択できます。 Fitbit アカウントのサポートは、少なくとも 2025 年初頭まで継続されます。
Fitbit アカウントのサポートが終了した後、Fitbit を使用するには Google アカウントが必要になります。
Fitbit Help (Google翻訳)
このようにGoogleアカウントが必要になるとしており、変更が有効になるとFitbitをGoogleアカウントに移行するオプションが提供されますが、少なくとも2025年初頭まではFitbitアカウント(Googleではない)をそのまま使うことができます。ただし、新しいデバイスや健康機能はアカウントを移行するまで使えなくなるようです。
最終的に2025年にはFitbitデバイスを利用するためにはGoogleアカウントが必要になるということですが、この詳細については2023年に発表予定としています。
Fitbit アカウントのサポートが終了すると、Fitbit を使用するには Google アカウントが必要になります。2023 年に Fitbit での Google アカウントのローンチが近づくと、追加情報を提供する予定です。
Fitbit Help (Google翻訳)
このまま何事もなく統合していってくれればユーザーの混乱が少なくて済みますが、Google嫌いのユーザーには嬉しくない情報かもしれません。統合するならさっさとしてくれたほうが、嬉しいですけどね。
Source: 9to5Google