先月末にFitbitがリリースした2つの新しいスマートウォッチ「Sense 2」と「Versa 4」に、Wear OS 3に似た新しいUI(ユーザーインターフェース)を導入することが報告されています。具体的なOSバージョンは発表されていませんが、デザインだけでなくスワイプ操作で表示される項目なども変更されるとしています。
9to5Googleによれば、例えば現在のFitbit OS 5.0では、文字盤から下にスワイプすると通知を表示、左にスワイプしてアプリ、上にスワイプして健康情報/ウィジェットを表示、右にスワイプするとクイック設定を表示できます。
これが下にスワイプするとクイック設定、上にスワイプすると通知が表示されるように変更されます。また左右に移動するとタイルカードが表示され、アクティビティや健康の情報、天気、タイマーなどを表示できるようになるとしています。つまり、Wear OSではないけれど、Wear OSと似たようなデザイン&操作方法を採用することになります。
またアプリの表示なども似たようなデザインに変更されていて、例えばボタンが全幅の長方形から大きな丸形や楕円形のボタンへと変更されます。表示位置の移動なども行われるようです。
FitbitのUIをWear OSと同じようにすることで、Pixel Watchや他のGoogle製品とも統一感が出ますし、今後登場するPixel WatchにFitbitユーザーが移行するとしても、見た目や操作方法に改めて慣れる必要がなくなるというメリットがあります。
まだ国内だと予約受付の段階ですので実機の変化を確認することはできませんが、海外では今月末のアップデートで変更されると言われています。そのため、国内販売開始した直後にアップデートが来て新しいUIに変更される可能性があります。
ちょっと欲しいですよね。 でもPixel Watchが控えているとなると…非常に悩ましいタイミングです。
Source: 9to5Google