CTLの「Chromebox CBx1」が発売。はじめからLinuxアプリをサポートしたモデル

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Linuxアプリをサポートする「CTL Chromebox CBx1」がいつの間にか発売されていたようです。

数ヶ月前から、AcerやASUS、HPが新型のChromeboxを発表・発売としていますが、CTLからも「CTL Chromebox CBx1」というモデルがリリース、発売となりました。

この「Chromebox CBx1」は、どちらかと言うと低価格路線のChromeboxな上に米Amazonでも取扱がある&日本発送も可能というラッキーなモデルですし、結構いい感じに仕上がっているようなので、このタイミングで取り上げてみようと思います。

ということで、「CTL Chromebox CBx1」のスペックなどを紹介していこうと思います。

目次

「CTL Chromebox CBx1」のスペック

CTL
Chromebox CBx1
OS ChromeOS
CPU Celeron 3865U
1.8Ghz(2core)
RAM 4GB / 8GB / 16GB
内部ストレージ 32GB SSD
外部ストレージ microSD
ポート USB-C ×1
USB3.0 ×3
USB2.0 ×2
Ethernet ×1
HDMI ×1
イヤホンジャック
AC電源
ネットワーク 802.11 AC Wi-Fi 2×2
Bluetooth 4.2
その他 VESAマウント対応
Androidアプリ対応
Linuxアプリ対応
サイズ 幅148 × 奥行148 × 厚み41 mm
価格 約25,000円(4GBモデル)
約31,000円(8GBモデル)
約47,000円(16GBモデル)

スペックについてはこんな感じです。
Celeron搭載のCPUとしては、もはやスタンダードな装いのするChromeboxとなっています。

採用しているCPUは、昨年リリースされたKabyLake世代のCeleron3865Uで、性能としてはCeleron内でも上位に位置しており、ことChromeOSを動かすのであればタブ10〜20くらい同時に開く程度ならなんなくこなしてくれます。
海外のレビューサイトによれば、「Chromebox CBx1」で実際にChromeタブを15個程度、Androidアプリを起動して作業しても問題なく動作しているとのこと。ただそれが20個になると苦しいらしいですが。

このモデルは、CPUの選択肢はないもののRAMを4〜16GBの3種類から選ぶことができます。
価格的にも8GBモデルを選択して自分で8GBRAMをもう一本差す方が安くあがる感じですので、海外でも8GBRAMモデルを一番にオススメしているようです。

ストレージに関しても32GBと普通ですが、Chromeboxはストレージの交換が可能なので、必要に応じて増強することが可能ですからここも問題はないでしょう。microSDもありますし。

このCTLというメーカーは、教育現場や法人向けでの製造が多いためなのかポート類が充実しているのが嬉しいです。マウスやキーボードを有線で使う方にとっては、USB-Aポートが多い方が使い勝手は良いと思います。一応USB-Cも1つ搭載していますから、4k出力などもこちらからできるようですね。

個人的にこの「Chromebox CBx1」が熱いのは、やはりLinuxアプリに対応している数少ないChromeboxであるというところです。
正直Androidアプリで使いたいものといえば、KindleくらいしかないのでLinuxアプリが動くという方が嬉しいんですよね。もちろんこれがすべてのユーザーに必要かどうかというのはまた別のお話ですが。

ただAndroid Studioの起動についてはあまり期待するなということらしいです。まだまだ実験段階ということとですね。

そして最後に価格ですが、4GBモデルは約25,000円、オススメの8GBモデルは約31,000円とまさしく低価格が売りのChromeboxという感じになっています。
ただ筐体自体がややチープという印象は否めないですが、それでも動作に問題はないわけですし、Chromeboxを試してみたいユーザーやネットやメール、動画が見れればそれで十分というユーザーにはもってこいの1台に仕上がっていますから、この価格で購入できるのは素晴らしいと思います。

まとめ

駆け足で「CTL Chromebox CBx1」についてまとめてみましたが、なかなか試してみる価値のありそうなChromeboxのようです。

すでに発売されているAcerやASUSのChromeboxに比べると、やや安価に入手が可能となっていますから、とりあえずなんでも試してみたい!と思う方にはちょうどよいかもしれませんね。

むしろこのタイミングでASUSの「Chromebox2 CN62」(私の持っているChromebox)を購入するよりも「CTL Chromebox CBx1」の方が良い気がしなくもない…。

とりあえず購入は米Amazonからできますので、ご興味ある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

CTL
CTL | Google Chromebook Laptops & Chromebook Tablets CTL is a global computing solutions manufacturer offering Chromebooks, Chromeboxes, and Google Meet solutions for education and enterprise with customers in 55+...

参考:
CTL Chromebox CBx1 review: A good Chrome OS desktop at a great price

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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