Googleはユーザーがファイル共有をしやすくする機能として「Nearby Share(ニアバイ シェア)」を追加しましたが、さらにユーザーが同じGoogle IDにログインしているデバイス間でファイルを簡単に共有できる「Self Share(セルフ シェア)」という機能の開発に取り組んでいます。
この機能は今年1月にChromium Gerritで取り組みが確認され、その後に実際に動作したことが報告されています。ただ、このセルフシェアはまだユーザーには提供されていませんでした。
今回、Googleは公式ブログにてAndroidの新機能の紹介の一つとして、Nearby Shareの再説明とともに「セルフ シェア」が今後数週間でリリースされることを明らかにしました。
今後数週間で、ニアバイ シェアを使用して、自分のデバイス間でファイルを簡単に転送できるようになります。Google アカウントにログインしている Android デバイスを共有メニューから選択するだけで、デバイス間ですばやくファイルを共有できます。
また、オプトインすると、画面がオフになっていても、所有しているデバイス間の転送が自動的に受け入れられます。
Google Keyword (Google翻訳)
ちなみにAndroidデバイスと書かれているため、Chromebookでも同じタイミングで利用可能になるかはわかりません。ただ、現時点でもStableにフラグ自体は追加されているので、少なくとも使うことはできると思います。
Chromebookだとスマートフォン ハブ機能がありますので、数枚の写真などであればNearby Shareを使う必要もないかもしれません。
セルフシェアを利用することでスマートフォンやタブレット、Chromebookなどの自分のデバイスで連携はしやすくなりますが、Nearby Shareを実際に使ってみると、大きなファイルだとうまく送受信できないとかエラーが出ることも多々ありますので、このあたりの使い勝手も改善してくれると嬉しいですね。