昨年10月に発表されていたWindows 11でAndroidアプリを動かすMicrosoft公式の機能が、ついに日本のWindows 11 Insider版にも展開されたことが発表されました。これはAmazonアプリストアを経由してAndroidアプリを利用可能にするもので、いくつかの要件を満たしている必要があります。
Windows Subsystem for Androidが動作することが要件となっており、インテル第8世代Core i3やAMD Ryzen 3000、Snapdragon 8c 以上の性能を持つプCPUと8GBRAM以上搭載し、Windows 11 22H2以降のバージョンで動作するデバイスが必要となります(22206.1401.6以降)。
Windows 11のバージョンを満たした上でAmazonアプリストアの最新バージョンをインストールすることでAndroidアプリが使えるようになるわけですが、WindowsでAndroidを動かすことがどこまで実用的で需要があるのかは気になるところです。
ChromebookではすでにAndroidアプリを併用できるわけですが、対応状況などから案外使えるアプリが限られているのが問題となっているので、Windowsでサポートされるアプリが実際どれくらいあるのかも気になりますね。あと求められるスペックがそれなりに高いので、果たしてどうなることか。