数日前、Googleは公式ブログにてGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドを使ってMicrosoft Office ファイルを編集するときに、互換性に関する問題を警告として表示する機能を追加しました。
この警告によって、潜在的な互換性の問題やOfficeの機能を利用できないことなどが表示されるようになります。
いまGoogleドキュメント等を使ってMicrosoft Officeオフィスファイルを開くと、ファイル名の横に[.DOCX]などオフィスファイルを開いていることがわかるようになっています。
今回の警告はその横にアイコン表示されるようになっていて、クリックすることで問題の詳細を確認することができます。
互換性の問題がなければこれまでどおり警告アイコンは表示されません。
なお、問題がなくても以前のバージョンを簡単に表示させたり復元させるためのオプションが表示されるため、操作しやすくなっています。
昔より互換性の問題が減って来ているとはいえ、基本的には別のサービス・アプリケーションになるため絶対に問題がないとは言えません。ただこれまでは何が問題かを確認するのも一苦労だったわけですが、今回の変更により確認の手間が多少なりとも減るため、便利な機能に違いはないと思います。
この「Office 編集通知」はデフォルトでオンになり、すべてのGoogle WorkspaceユーザーとG Suite Basic/Businessユーザー、個人のGoogleアカウントユーザーが利用可能となり、管理者やユーザーは特に操作する必要はありません。変更はすでにロールアウトされており、8月25日頃までに段階的に展開されるとしています。