先日からクアルコムがWearOSなどのウェアラブルデバイス向けに新しいチップセットをリリースする計画があり、それは間近であることをお伝えしていましたが現地時間9月17日に正式に発表されました。
今回、次世代のウェアラブルデバイス向けとして「Snapdragon W5」および「Snapdragon W5+」という2つのチップセット発表となりました。これらを採用したスマートウォッチは年内に登場する予定となっています。
「W5」はフィットネストラッカー、「W5+」はプレミアムなスマートウォッチ向けとなっていて、どちらも全世代と比較して50%低電力化、パフォーマンスは2倍、機能も2倍、30%の小型、Bluetooth 5.3やWi-Fi、GNSSなどのサポートも含め、性能と機能は向上しています。
インタラクティブにタスクを処理するメインプロセッサとバッテリーを節約するための常時稼働のコプロセッサを搭載。メインは通話や3Dウォッチフェイス、アニメーション処理、GPSなどの処理を行い、コプロセッサは睡眠や心拍数のモニタリングを処理するとしています。
スマートウォッチの性能向上もありがたいですが、やはりWearOSで使われるならバッテリー消費がどの程度改善しているかが気になるところ。ここは期待したいところです。
Source: プレスリリース