現在、ChromeOSデバイスのタブレットモードでは一般的なタブレットと同じく、1つのアプリを立ち上げると全画面に表示、もしくはスプリットビューのように2つのアプリを横並びで表示させることができます。1つのアプリに集中できるとか2つのアプリが並べて使えれば良いという人であれば現状でも十分かもしれませんが、3以上のウィンドウを開く必要があるときには少々不便です。
今回、こういったタブレットモード中のウィンドウ表示の問題を解決するものとして、タブレットモード中でもフローティングウィンドウのサイズ変更が可能になる機能が開発されていることが報告されました。
float: Initial patch for floating windows on tablet.
This cl handles basic resizing for float window while in tablet mode. – Float window shrinks when floated via accelerator. – Float window resizes when display changes. – Adds checks for whether a window can be floated in tablet mode. – Float works with accelerator for windows that use TabletModeWindowState (not ARC, and not LaCrOS browser) – Remove immersive mode for floated tablet mode windows (but this does not work with browser)
Chromium Gerrit
とは言え、現時点では開発の初期段階であることから実際にどういう動作をするかははっきりとわかっていませんが、説明を見る限りではタブレットモード時でもChromebookとして使用しているときと同じようにアプリのウィンドウサイズを自由に変更できるようになるようです。
先日発表された「iPadOS 16」でも、アプリウィンドウを重ねて表示させる機能やウィンドウの大きさ変更できる機能が追加されていますので、ChromebookのタブレットモードやChromebookタブレットでも似たような機能が追加される可能性があると考えておけば、良さそうに思います。
Source: About Chromebooks