いつか統合されるだろうと予想されていましたが、1対1の通話に特化したGoogle Duoとグループでの通話に特化したGoogle Meetが1つのプラットフォームとして統合されることをGoogleが正式に発表しました。
最終的には「Google Meet」という名称になりますが、今後数週間ですべてのGoogle Meetの機能がDuoアプリに追加され、今年後半にDuoアプリの名称が「Google Meet」に変更されるという流れになるようです。
今月からDuoのモバイルアプリに以下のような機能が追加される予定です。
- 通話や会議で仮想背景のカスタマイズが可能に
- 参加者全員の都合が良い時間に会議をスケジュールする機能
- 会議中のチャット
- ライブ共有コンテンツ
- リアルタイムキャプション
- ビデオ通話の参加者上限を100人まで引き上げる
- Gmail、Googleカレンダー、アシスタント、メッセージなどの他のツールとの統合
MeetにDuoが統合ではなく、DuoにMeetが統合という点がポイントになるようです。今回の統合を別のイメージでいえば、FaceTimeとZoomが合体したような感じになるということですね。
ユーザー側では特に操作することはなく、時期が来ればDuoアプリがMeetへと置き換わることになります。変更はすべてのGoogle Workspaceユーザーおよび従来のGSuite Basic/Businessユーザー、個人のGoogleアカウントユーザーに展開されます。