Chromebook(ChromeOS)では、壁紙やスクリーンセーバー、またはカラーテーマ(ダーク/ライト)を変更しようと思うと設定アプリから個別に設定しなければなりません。そのためわざわざ設定アプリ内であちこちに移動して設定する必要があります。
こういった手間を省くため、ChromeOSでも「PersonalizationHub」という機能が今後追加され、例えばWindowsであれば「個人設定」、Macであれば「一般」や「デスクトップとスクリーンセーバー」などと同じように1つの画面内で壁紙とスクリーンセーバー、カラーテーマを変更できるようになります。
この機能を試すには現在ChromeOS 102 Dev Channelにてフラグ chrome://flags#personalization-hub を有効にする必要があります。
「パーソナライゼーション ハブ」では、ユーザーの壁紙とアンビエントモード(スクリーンセーバー)、自動やカスタムのダークモード切替などの設定を行うことができます。
ただ私のアカウントでは利用可能なオプションは壁紙のみとなっていました。本来であればここにスクリーンセーバーとダーク/ライト/自動設定のカラーテーマ切替設定があります。さらにここからGoogleアカウントの画像を変更できるようになっています。
なぜこういった機能がいまさら追加されるのかは不明ですが、おそらく設定を検索しやすくするためと推測されます。これまでは個別に設定を見つける必要がありましたが、例えば「個人設定」のようにして検索すれば壁紙などの設定をまとめて行えるようになるため、かなり楽になります。
なおこの「Personalization Hub」はChromeOS固有の機能になると言われていて、Chromeブラウザでは動作しないとしています。理由は冒頭述べたように、WindowsやMacではすでにOS単位で設定画面が備わっているためです。
このPersonalizationHubがいつ実装されるかはまだわかりませんが、Dev Channelで動作しているとなると近いうちに追加されると思われます。
Source : About Chromebooks