先日、Chromeブラウザの最新バージョン100を発表したGoogleですが、続けてChromebookなどのChromeOS向けにもバージョン100をリリースすることを発表しました。
またGoogleは公式ブログにて、ChromeOS 100の新機能についての詳細を公開しています。ここで公開されてい機能のいくつかは、すでにフラグを有効にすることで使えたり、当サイトでも過去に紹介しているものが含まれています。
ちなみにこの記事を投稿した時点では、アップデートの展開はまだされていません。
新しいランチャー
ChromeOS 100にアップデートされることで、Chromebookのランチャーが新しいデザインに変更されます。
これまでランチャーを開くとアプリの一覧が画面を覆うように表示されましたが、新しいランチャーは画面左下に開くようになっています。
また検索も簡単になり、検索キーワードを入力すると結果をランチャーを離れることなく表示されることもできます。
ちなみにこのランチャーは、過去にフラグを有効にすると使えると紹介している「Productivity Launcher」と同じものです。
今後はフラグを触ることなく、ChromeOS 100にアップデートできるすべてのChromebookに新しいデザインのランチャーが展開されます。
カメラアプリでGIF作成
こちらも過去の記事で少し触れていますが、Chromebookのカメラアプリを使うことで5秒間のGIFファイルを作成することができます。
さらにそのGIFファイルをアプリからメール、共有、Nearby ShareによってAndroid スマートフォンへと直接共有できるようになりました。
その他いろいろ
この他にはディクテーション機能の編集を音声でできるようになったり、教育現場向けにYouTubeの使用状況を管理できるツール(新しいバージョンのYouTubeアプリ)の導入、管理者側でデバイスの管理をしやすくなるいくつかの変更などが含まれています。
今回、Googleから公表された内容は以上の内容となりますが、ChromeOS.devのブログではChromeOSデバイス上のAndroidアプリに関するアップデートについて言及しています。
詳細はブログをご覧いただければと思いますが、ようやくChromeOSのAndroidにも手が加えられることとなりそうです。
この記事を書いている時点(2022/03/31 9:30)では、ChromeOS 100へのアップデートは展開されていませんが、Googleが公表した機能以外にも実験的な機能を含めてアップデートされることが期待されます。
ChromeOS 100 が正式にStable Channelにリリースされ次第、改めてまとめていきたいと思います。