昨年、GoogleがAndroidスマートフォンやChromebookなどのデバイス間でファイル・情報共有をサポートする「Nearby Share」を正式に導入しています。
今回は「Nearby Share」を利用して、近くのデバイスとネットワークのSSIDとセキュリティタイプ、Wi-Fiのパスワードが共有できるようになるする機能が開発されていることがわかりました。
この機能は、一昨年あたりから開発されていたAndroidスマートフォンとChromebookのパスワードを同期させるものとは別で、Wi-Fi情報をNearby Shareによって別のデバイス(自分のGoogleアカウントでログインしているデバイス以外も?)に送ることができる可能性が示唆されました。
現時点ではこの機能の動作を確認することはできませんが、デバイス間でのWi-Fi情報の共有が簡単になることで、複数のデバイスを別アカウントで使っているユーザーや一時的に共有する必要があるときにいちいち手入力をしなくて済むというメリットがあります。
ファイルだけでなく情報の共有などもNearby Shareでできるようになると、セットアップなどの手間が多少省けるようになると思いますので、興味深い追加だと思います。
なおこの機能が実際にいつ導入されるかはまだわかっていませんが、マイルストーンはChrome OS 103となっていますので、もう少し先の話になりそうです。