Googleのオフィススイートのうちドキュメント(マイクロソフトのWordに相当する)にて、テキストもしくは画像でドキュメント内にウォーターマーク(透かし)を挿入する機能を追加したことが発表されました。
これによってファイルが機密なのか下書きなのかサンプルなのかを簡単に追加できるようになっただけでなく、同じようなウォーターマーク入りファイル(Microsoft Wordなど)をインポートしても、これが保持されるようになっています。
メニューバーから[挿入]>[透かし]と進み、右側サイドパネルから画像もしくはテキストを選択することで簡単にウォーターマークの追加・編集・削除ができるようになっています。
なお、このウォーターマークはドキュメント内の全ページに表示されます。
この機能は段階的にリリースされ、今後2週間以内でラピッドリリースドメインのユーザー、2月14日からスケジュールリリースドメインのユーザーに反映され、すべてのGoogle WorkspaceユーザーおよびG Suite Basic/Businessのユーザーが利用可能です。
ただ、現状ではWeb版でのみ利用可能となっているようで、androidアプリやiOSアプリでは追加・編集はできません(透かしがあることはファイルイメージから確認できますが、編集中などドキュメントを開いていると表示されませんでした)。