ChromebookにはOS独自のスクリーンキャプチャーとレコーダー(画面録画)機能が搭載されていますが、これまでのアップデートによってかなり使いやすくなっていると思います。
しかし現在の機能では、画面を録画しながらWebカメラも使う、つまり顔出ししながら画面録画を行うということができません。すべての人に必要な機能ということではありませんが、例えば教材用として使う場合などに顔を見せながら画面操作を行うところを録画できないのは少々不便に思います。
しかし今回、Chrome Unboxedが発見した情報によれば、Chrome OSのキャプチャー/レコーダー機能で自撮りカメラ(Webカメラ)が追加されていることがわかりました。
capture_selfie_cam: Build initial skeleton
This CL builds the initial skeleton of the code for the selfie cam feature of capture mode as described in go/capture-mode-selfie-cam.
Chromium Gerrit
まだ開発初期段階にあると思われ、どのような動作になるかはわかりませんが、少なくともスクリーンキャプチャーツールでWebカメラも含めて使用できるようになる可能性があります。
もしこの機能が追加されれば、ChromebookとChrome OSの独自機能だけで教材作成などが手軽にできるようになることが期待できます。
デバイス間の共有や複雑な機能などを求めているならサードパーティのアプリやサービスを使うほうがより便利だと思いますが、OS独自のツールでこういった機能が使えれば導入も手間なくセキュリティ面などでもメリットはあります。
あとはこの機能が実際にいつリリースされるかということですが、現時点でははっきりとわかっていないため、しばらく先のこととなりそうです。
Source : Chrome Unboxed