日本でも「HP Chromebook x360 14c」がインテル第11世代CPUを搭載して再登場

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海外では昨年4月の時点でリリースされていましたが、日本でもインテル第11世代のCore i3-1125G4とCore i5-1135G7を搭載した「HP Chromebook x360 14c」が販売開始となりました。

CPUを除いた基本的な構成は以前まで日本で販売されていたモデルと変わりませんが、よくよく見るとストレージの容量こそ変わらないもののeMMCではなくPCIe NVMe M.2に変更されているようです。

そのあたりの変更にともなう影響か、税込価格はCore i3モデルが118,800円、Core i5モデルは129,800円と前モデルから4万円前後の値上がりをしています。

しかしセールなどで割引されることを想定すれば、実質1〜2万円の価格上昇と思われますが、それでも値段が上がってしまったのは少々悩ましいところかもしれません。

スペックについては以下にまとめておきます。

目次

スペック

ディスプレイ14インチ IPS
1920 x 1080
タッチスクリーン
CPUCore i3-1225G4
Core i5-1135G7
RAM8GB
内部ストレージ128GB(Core i3)
256GB(Core i5)
※いずれもPCIe NVMe M.2
外部ストレージmicroSD
ポートUSB-C x2
USB-A x1
イヤホンジャック
ネットワークWi-Fi 6
Bluetooth 5.0
WebカメラHP Wide Vision HD Webcam
カメラキルスイッチ
バッテリー最長10.5時間
その他指紋センサ
バックライトキーボード
USIペン対応(ペン別売)
サイズ321.5 × 206 × 17.9 mm
重さ1.52kg

以前のモデルをご存知であれば、ポートの配置も含めて変更点はCPUとストレージ以外にはありませんので、純粋なアップデート機種と考えていただければ良いと思います。

「HP Chromebook x360 14c」は、性能・機能ともハイエンドなChromebookのわりに価格は少し安価というのがウリの機種でしたが、やはり最新世代になってしまって価格が上昇した点だけがネックと言えそうです。

しかし機種としての完成度は非常に高く悪い選択肢ではないと思いますので、セール期間中などでどこまで買いやすくなるかがポイントになると思います。

もちろん現状でも悪い機種ではないと思いますが、Chromebookに関して言えばインテル第10世代でも十分ハイスペックになるため、目的や予算次第では別モデルを検討するほうが良いかもしれません。

ちなみに低価格でコストパフォーマンスに優れたHPのChromebookでは、「HP Chromebook 14a」がオススメです。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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