MediaTekは今年に入ってプレミアムなAndroidタブレットに向けた「Kompanio 1300T」というチップセットを発表していますが、さらに今回タブレットやノートブック用として5Gに対応した「Kompanio 900T」も発表しました。
Chromebookに向けたとは記載されていないのではっきりとしたことは言えませんが、前回の「1300T」はタブレット向けと明言されてしまったので、今回の「900T」は期待したいところです。
「Kompanio 900T」は「1300T」と同じ6nmプロセスで製造され、2つのArm Cortex-A78コア、6つのArm Cortex-A55コア、Arm Mali-G68GPUを備えた8コアCPUです。
またLPDDR5 RAMとUFS3.1ストレージ、5Gをサポート、120Hzリフレッシュレートや最大2K解像度のディスプレイもサポートし、ビジネスとマルチメディアに高速なパフォーマンスを提供すると伝えています。
ネットワーク面では、Wi-Fi 6やBluetooth 5.2、SAとNSAのネットワークに対応する統合5Gモデムが搭載されます。
プレスリリースによれば、「Kompanio 900T」を搭載する最初のデバイスは間もなく市場に投入される予定となっています。
性能から察するとChromebookに搭載されてもおかしくはないと思いますので、今後の展開に期待です。
もしリリースされるとしたら、これまでどおりHP、Lenovo、Acerのいずれかになると予想しています。
Source: プレスリリース, Android Central