Googleドライブにはインターネットに接続していなくてもGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドを表示や編集することのできるオフラインモードが搭載されています。
これまではGoogleアプリのファイル以外はオフラインで利用することができませんでしたが、9月2日のアップデートによってウェブ上のGoogleドライブを使用するときに、PDFや画像、Microsoft OfficeファイルなどのGoogle以外のファイルでもオフラインで利用することができるようになりました。
事前にオフラインで利用可能にするトグルをオンにしておくことで、インターネットに接続しなくてもファイルを開いたり編集することが可能になります。
この機能を利用するには、MacまたはWindowsにデスクトップアプリ用のGoogleドライブがインストールされている必要があります。
その後、ウェブ上のGoogleドライブから設定で「オフライン」が有効になっていることを確認してから、サポートされているファイルを右クリックするとオフラインで使用するというトグルが表示されます。
Google以外のファイルは、オフライン時にGoogleドライブを介してコンピューターにインストールされたアプリを使用することになります。
なおChrome OSでは、Chromebookで最初から利用できるファイルアプリを利用してGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドをオフラインで利用できるように変更することができるようになりました。
これによってGoogleのファイルを操作する手間が少しだけ省けるようになっています。
今回のオフラインで利用できるファイルの追加は、すべてのGoogle WorkspaceユーザーやCloud Identify Free/Premium、G Suite Basic/Business、個人アカウントでも利用できるようになります。
ラピッドリリースドメインは9月2日から、スケジュールされたリリースドメインは9月14日から段階的にロールアウトされ、完了まで最大15日となっています。
Source: Google Workspace Update