Googleはカレンダーに勤務時間中の特定の業務(主にWeb会議)に費やした時間などを表示する「Time Insight in Calendar」という機能を追加しました。
この機能は、Googleカレンダーの右側にパネルに次のような情報が表示されます。
(まだリリース前なので正式な日本語訳ではありません)
- 時間の内訳 : 勤務時間と会議に費やした時間を表示
- 会議の時間 : 会議の多い日や時間枠、頻度を確認できる
- よく会う人 : やりとりが多いユーザーとの時間を表示し、ピン留めして連絡内容の確認やその人を含むカレンダー上の時間も強調表示できる
この情報は、基本的に個人個人のカレンダーに表示されるため、許可していない限りは他人に表示されることはなく、自分が時間をどのように過ごしているかをチェックできる機能となります
なお、他ユーザーのカレンダーを管理している管理者で、共有アクセスの管理権限がある場合には、他ユーザーのTime Insightを表示することができます。
この機能はデフォルトでオンになりますが、管理コンソールからドメイン、組織単位で無効にすることができます。
ユーザー側はとくに設定などする必要はありませんが、自由に右側のバーを閉じて非表示にすることができ、表示されていない場合はパソコンからGoogleカレンダーにアクセスし、[その他の情報]をクリックすると表示することができます。
Time Insight in Calendarは9月6日から段階的に展開され、10月上旬までに一部のGoogle Workspaceユーザーが利用可能になります。
利用可能なプランは、Google Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus、Nonprofitsが対象となります。
Essentials、Business Starter、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、G Suite Basic&Businessでは利用できません。
Source: Google Workspace Update