これまでにGoogleはいくつかのデバイス診断ツールをChromebookにも追加してきましたが、オーディオの診断ツールの追加にも取り組んでいることがわかりました。
この診断ツールは「AudioWebUI」と呼ばれ、オーディオとマイクの問題を解決するために役立つツールとして開発されています。
この「AudioWebUI」は、フラグを有効にして再起動することなくブラウザに chrome:audio と入力するだけで新しい診断ツールを試すことができますが、現在はChrome OS Canary 95.0.4069.0以降でのみ機能しています。
このツールにアクセスすると、Chromebookに接続されているオーディオデバイスのリストが表示されます。
Chromebookだと内蔵のスピーカーとマイクが表示されていて、これが機能しているか、音量、ミュートなど状態の把握ができるようになっています。
ここで表示されていないデバイスがある場合、フィードバックができるようになっていたり、出力や入力のテストもできるようになっているため、スピーカーやマイクの問題を解決しやすくなっています。
今後、オーディオに関するトラブルシューティングも診断ツールを使って行えるようになり、すでにChromebookに導入されているツール”Diagnostics”アプリとも統合される可能性があるようです。
どのタイミングでStableに実装されるかはわかりませんが、普通に機能しているようなので近いうちにすべてのユーザーが使えるようになると思います。
Source: Android Police