Ankerが販売している軽量かつコンパクトなACアダプタ「Anker Nano II」シリーズのうち、65Wのモデルを購入してみました。
「Anker Nano II 65W」は最大65W出力を備えているため、MacBookをはじめとしたPD対応のコンピューターを急速充電することが可能で、一般的な60W出力以上の充電器に比べて約60%の小型化、しかも折りたたみ式プラグを採用しているため持ち運びにも便利です。
なお公式サイトでは、MacBook Pro 13インチ(M1, 2020)モデルを2時間20分で満充電可能としており、家庭でも出先でも幅広くつけるのが良い点です。価格もAmazonで3,990円と手頃なのもイイですね。
ということで今回は、「Anker Nano II 65W」を購入したのでChromebookや「Razer Book 13」で使ってみてのレビューを簡単にまとめていきます。
実機レビュー
まずはサイズ感ですが、かなりコンパクトで持ち運びにはぴったりだと思います。
公式の説明にあるとおり、一般的な60W以上の充電器は大きめで重たいものも多く、あれこれもって行くと地味にかさばります。
その点、「Anker Nano II 65W」は重さも112gと軽めで、握りこめるくらいのサイズなのでバッグなどにそのまま入れておいても邪魔になりにくいです。
またプラグも折りたたみ式を採用しているため、一緒に入れるものに傷をつけることもないですし、よりコンパクトな印象です。
形状もわりと素直なので使いやすいと思いますが、家庭用コンセントで使うときには同じ「Anker Nano II」の2つ目は挿せないことに注意が必要です。
例えばスタバや駅の待合室、新幹線などのコンセントであればシングルなので問題はないと思いますが、上下で2つ使うタイプのコンセントだと干渉する可能性があるので、もしほかの充電器と一緒に使う可能性があるなら、確認しておくほうがよいと思います。
目立った欠点という欠点はなく、コンパクトで良いけど微妙に大きいサイズ感というのが好みが分かれるところかもしれません。
45WならAnker PowerPort Atom IIIという選択肢も
今回65Wを購入しましたが、ぶっちゃけChromebookだけで使うなら45Wでも十分だったかなと思います。
ほとんどのChromebookは45Wでも充電時に電力不足の警告がでることはありませんので、65Wを活かしきれる他のデバイスで使うことがなければ65Wでなくても良いという感覚でした。
ちなみに、私がこれまでChromebookを持ち運ぶときにお供として使っていたのが同じAnkerの「PowerPort Atom III」です。
「Anker Nano II」のほうがよりコンパクトですが「PowerPort Atom III」は薄く、軽い(84g)のがポイントです。ただ、「PowerPort Atom III」はコンセントに挿す側と反対側が長くなるため、コンセントの位置や他との兼ね合いなど気をつけないといけない点が多いのはデメリットです。
そのため、扱いやすさという点では「Anker Nano II 65W」だと思いますので、このあたり使う場所やデバイスによって好みの充電器を選択するということになります。上の画像で空いているコンセントには「Anker Nano II」を挿すことができませんでした。残念。
まとめ
ということで、ざっくりとした内容ですが「Anker Nano II 65W」のレビューをまとめました。
「Anker Nano II 65W」は最大65Wの出力対応なことと扱いやすいサイズ感、手頃な価格とバランスが取れている思いますので、45Wの充電器で不足を感じるなら購入をオススメします。
ただ、45Wだと他にもいくつか選択肢があるので、使うデバイスや場所によって選ぶと良いと思います。ちなみに私は最近、出先で「Razer Book 13」を使うこともあるので最終的に手持ちの充電器は「Anker Nano II」に決めました。