昨年、海外で発表されたSnapdragon 7cを搭載した「Acer Chromebook Spin 513」ですが、LTEサポートモデルも含まれているものの、これまでに公開されているレビューのほとんどはLTE非搭載のモデルでした。
また大体のレビューで使用されているのが399.99ドルのベースモデルで、LTE搭載モデルの価格についてははっきりとしていなかったものの、現在は米国の企業向け製品ページにLTEモデルを含むリストが登場しています。
リストに表示されているのはEnterpriseモデルとなりますので、コンシューマー向けのベースモデルよりも高い金額になっています。
コンシューマー向けと価格が異なる可能性はあるにせよ、LTEモデルは最も安価な構成でも699.99ドル必要になります。
RAMとストレージが倍になっているものの手頃感はかなり薄れてしまいますし、米国では「Samsung Galaxy Chromebook Go with LTE」のような安価なLTEモデルが登場しています。
もしこの価格が国内価格に置き換わるとしたら、非LTEのベースモデルでも5万円前後、LTEモデルは8万円台以上になる可能性もあります。
あとは実機を触ってみないと判断できませんが、性能と価格だけで見ると正直厳しいのではないかと思います。
とは言え、まだ日本国内で正式発表されたわけでもありませんし、いつの間にか日本語のコンシューマー向けページが削除されてEnterprise向けページが作成されているくらいなので、一般向けの販売はないかもしれません。
こうなると、日本でLTEをサポートするコンシューマ向けのChromebookは、先日発表された「HP Chromebook x2 11」などに期待するしかなさそうです。
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